レジュメ


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中国で愛飲されているお茶について


茶樹(茶の木) 茶叶(茶葉) 喝茶(お茶を飲む)
【歴史】
・前漢 :西漢の王褒「僮約」に「荼」の文字がある。これが茶を表しているかは?
・六朝 :釜に茶葉をいれて沸かして飲む。専用の茶器はまだなかった。
・唐  :中国茶が発展。茶器が使われ、団茶が主流。茶に税金がかかるようになる。
陸羽『茶経』:煎茶法(粉に砕いたものを沸騰したお湯にいれてシンプルに飲む。)
・宋  :さらに盛んになる。蔡襄『茶録』ではお茶の色、香り、味、碾き、保存方法、煎れ方などについて論じられ、黄儒『品茶要録』は茶葉の質とその優劣を分けた原因について述べ、皇帝の徽宗は『大観茶論』で、茶樹の植えから採茶の時期、方法、製造、鑑別 について述べた。
・明清 :茶葉を固めずに用いるようになる。有名な茶の産地・龍井茶など。茶器も華やかに。

【茶の種類】
・緑茶:摘んだ茶葉を直ちに加熱(炒める)して発酵を止めて作る非発酵茶。代表的なものは浙江省の龍井茶、江蘇省の碧螺春、安徽の黄山毛峰、南京の雨花茶、江西の芦山雲霧などがあります。浙江省杭州市の西湖のある泉に湧く水で入れる龍井茶は、絶品とされています。
・青茶:半発酵茶で、おなじみの烏龍茶が青茶です。台湾の高山茶も有名。
・黒茶:緑茶、紅茶に続いて中国で生産量の多い黒茶は、後発酵茶。プーアール茶が有名。
・白茶:(軽発酵・弱発酵・微発酵)発酵の過程を経ず、摘んだ茶葉を揉まずにその場で乾燥させてしまう、いわば日干しのお茶。新芽はうぶ毛のように白い毛がある品種が多いことから白茶と呼ばれます。代表的なものは白毫銀針や白牡丹など。
・紅茶:いわゆる紅茶。
・花茶:花茶には、花だけのものと、いろいろな中国茶葉に、花の香りをつけた(ブレンドした)ものの2タイプがあります。ジャスミン香りの茉莉花茶とモクセイ香りの桂花茶が代表。

【お茶を飲んでみよう】
・竹里館(たけうらかん):港区麻布十番1-5-18 ア・ルシエル麻布十番館                              03-5570-5156 
・遊茶(YOUCHA):渋谷区神宮前5-8-5-100 03-5464-8088
・悟空:立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川7F 042-540-2289(1号店は横浜中華街)

【中秋節】
旧暦の8月15日を祝う。お互いの家に、月餅を贈りあう習慣があります。



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